幸運の四つ葉のクローバー・その２
「兵庫県立あわじ花さじき」で四つ葉のクローバー探しに一家でどハマりしました。
四つ葉のクローバーをゲットして無邪気に喜ぶ長女でした。
夕暮れの閉館時間となり帰路につきました。車を走らせて間もなく、長女の携帯電話が鳴りました。
やや引きつった表情で英語で通話する長女。すると「パパ、車止めて！」と言うので車を路肩に停車。
しばらくして長女の引きつった表情は、歓喜の表情に変わりました。
連絡してきたのは、以前に在籍した外資系航空会社。この連絡は、業界の人が言う、「ゴールデンコール（採用決定通知）」なのでした！思わずみんなで拍手！拍手！今日は、こんな幸せに巡り合うために「あわじ花さじき」へ四つ葉のクローバーを探すように導かれたかのような不思議な気持ちです。本当に思いつきでここを選んだのですが。皆様も困った時は、「あわじ花さじき」へどうぞ！
侮るなかれ、「幸運の四つ葉のクローバー」！
１年半前（２０２０年２月頃）にコロナ禍でスケジュールが全部キャンセルとなり、帰国して自宅待機。暇すぎて６ヶ月間を地元のパン屋さんでアルバイトをしながら会社の指示を待ちました。８月に会社へ戻るように指示が出て、喜び勇んで戻る途中にメールで解雇通知。会社は退社の手続きをするために現地へ呼んだのでした。夢破れて帰国。
その後の紆余曲折は、長女には得難いものとなったようです。「私、客室乗務員！」と胸を張り鼻もやや高めに生きてきたようです。しかし、飛行機を降りると鼻はいとも簡単にへし折れました。「サービス関連」以外には、何もできないこと、コロナ禍ではそういった人の需要がないということを嫌というほど思い知りました。路頭に迷い混迷の時期を経た結果、そんな今の自分にできること、自分が本当にやりたいことを深く考えたようです。とりあえず「今の自分にはこれしかない」英語力を武器にできる仕事をネット検索。「英語圏の日本語を話したい人とリモートで会話」そんな仕事がありました。パン屋さんのバイトを続けながら先方の都合に合わせてリモート面談するので夜中や朝方、日中、不規則ながら地味に継続。するとその業務からリンクして「翻訳」の仕事にも就けるように。そうしながらも元の職種への復帰を目論み、業界他社、元の会社にもアプローチし続けていたようです。その結果、元の会社へ復帰できることになりました。前に退社させられたときの理由が、あくまでも「日本人社員の人員数削減」であって、勤務態度、内容の評価は高かったようで、その後の長女の度重なるアプローチに会社が応えてくれたみたい。親として嬉しい。というより長女の願いが叶ったことに安堵しました。いやー、ホッとしましたー。その後、お墓参りに出かけたりとドタバタと忙しく過ごし、
１ヶ月後（２０２１年１１月）に勤務地へ出国し戻って行きました。
元の仕事に戻っても空き時間を利用して翻訳の仕事は続けるそうです。それは、今回の経験が糧なのだそうです。長女はコロナ禍を経験していい大人になりました。
