ローちゃんのお友達・その２

公園で「この子はなんという犬種なんですか？」とおじいさんに訊ねられました。「ボストンテリアというんですよ」ということから３０分ほどおしゃべりしました。おじいさんは、２年前に奥様を亡くされました。一人暮らしで毎日仏壇の前に座り続けて暮らしておられたそうです。最近になって仔犬と出会い一緒に暮らし始めたそうです。この子は、「Mちゃん/生後６ヶ月男の子」です。

この子と暮らし始めて外へ散歩に出かけるようになり、朝６：３０から公園で行われるラジオ体操に参加するようになり、そこで出会った方々と言葉をか交わすようになって生活が変わり始めたそうです。実際にいま公園で私と言葉を交わしているのも犬がきっかけですしね。亡くなった奥様がお父さんのことを見かねてMちゃんに巡り逢わせてくださったのではないですか？きっと奥様もお喜びになってはりますよー。と、ローちゃんのこと、家族のこと、色々とおしゃべりしました。

ローちゃんは、我が子のルーちゃんと同じ年頃のMちゃんのことを優しく受け入れながらあやすようにお相手をしていました。そういう私もこの２年間、犬と散歩するようになって街に知り合いが増えました。かといってもその方々のお名前もお所も存じ上げません。犬の友達とその親とうい関係ですね。それでも言葉を交わせる相手がいるということは素敵なことですね。今日のおじいさんとの出会いもあれもこれもみんなローちゃんが繋いでくれました。今日もローちゃんに感謝します。