ローちゃんの母性本能

ローちゃんにスイッチが入ったかのように
赤ちゃんの体を舐めまわし始めます
肛門付近を丁寧に舐めます

すると赤ちゃんは初めておしっこをしました
おしっこをさせたあと、今度は仔犬についていた臍の緒を食べ始めました

これを食べることは聞いていましたが・・・

全身麻酔を行い帝王切開分娩で出産しました
お腹を切って仔犬を取り出して

そのあと、縫合してます
出産後に麻酔が切れて、縫合した傷跡が痛みだします

でも、仔犬は生まれ出るとすぐに授乳を求めます

仔犬に求められても、親犬は傷跡が痛過ぎて、痛過ぎて

痛みに耐えかねて自分のことで精一杯、仔犬に配慮する余裕をなくして

仔犬に授乳を拒否することがあるらしい

あらかじめ仔犬用の哺乳瓶、粉ミルクを用意してました

出産直後のローちゃんは麻酔がまだ残っている様子で半分寝ぼけてるかのよう

意識朦朧という感じでしょうか

でも看護師さんがローちゃんの乳首を仔犬の口に含ませます

丁寧に何度も繰り返すうちにぎこちないけども

おっぱいを吸うようなしぐさになってきた

最初はローちゃんは看護婦さんのなすがまま、

看護婦さんがローちゃんの乳首を持って赤ちゃんの口元にあてがって誘導。

まだ意識朦朧となりながらでもローちゃんは仔犬の求めに抵抗もせずに応じます。
これが母性。

強い母性本能というやつですね。

感動しました。

ずっとお腹の中で育ててきたんだから。

今、やっと会えた我が子におっぱいをあげるのは

　　　　　　　　　　　　　これまでの延長線上の行為で

ローちゃんにとっては当然なのでしょうか。

今日はローちゃんに感動させてもらいました。